グリーンプロジェクト
JFA は、芝生の校庭や広場が 21 世紀のスポーツや豊かな地域社会の形成に重要な役割を果たすと考え、J リーグとともに校庭や公共のグラウンドの芝生化を推進しています。芝生のグラウンドは、ヒートアイランド現象や埃の緩和のみならず、転んでもケガをしにくく、また、適度の湿度で風邪を予防するなど、数々の効果が挙げられています。また、体力不足、運動不足が指摘される現代の子どもたちに外遊びやスポーツを促し、また、コミュニケーションの輪を育む場ともなります。もちろん、芝生の広場があれば、子どもだけではなく、大人も、また高齢者もそこに集いたくなるものです。そこに世代を超えた交流が生まれ、地域コミュニティの場として貴重な役割を果たすでしょう。
「プレジデンツ・ミッション」の一つに掲げる「JFA グリーンプロジェクト」では、手軽に芝生化できるポット苗の提供や、芝生の育成・管理のノウハウを提供するなど、具体的な活動も進めています。これまで、維持管理が難しく、費用もかかると思われてきた校庭の芝生化も驚くほどのスピードで広がりつつあり、JFA としても、その一助を担いたいと考えています。